朝晩の空気がひんやりしてきましたね。
気がつくと肩をすくめて歩いていたり、背中を丸めてパソコンに向かっていたり…。
冬へ向かうこの時期、「背中が張る」「肩から腰にかけてこわばる」と感じる方がぐっと増えます。
実はこの“背中の張り”、寒さそのものよりも「体が冷えを守ろうとする反応」と「無意識の緊張」が重なって起こることが多いのです。
冷えと緊張が生む「背中のこわばり」
寒くなると、人は自然と体を縮こませて熱を逃さないようにします。
肩をすくめたり、背中を丸めたりする動作は一見ささいなものですが、筋肉は常に“オン”の状態。
とくに、肩甲骨まわりや腰の筋肉は姿勢を支えるために働き続け、気づかないうちに張りやすくなります。
さらに、ストレスや忙しさで「呼吸が浅くなる」ことも背中の張りを悪化させる原因です。
呼吸が浅くなると、肺を広げる背面の筋肉が動きにくくなり、血流も滞りがちに。
冷えたままの筋肉は弾力を失い、背中のこわばりを感じやすくなってしまいます。
呼吸×温め×姿勢で、背中をゆるめる3つのミニケア
ちょっとした習慣で、背中のこわばりはやさしくほどけていきます。
デスクワークの合間やお風呂あがりなど、日常に取り入れてみてください。
① 背中呼吸を意識する
椅子に浅く腰かけ、両手を肋骨の後ろに添えます。
吸う息で手のひらを背中側に押し広げるように、吐く息でゆっくりとゆるめて。
背中に空気を送るイメージで3呼吸するだけでも、背面が温まりやすくなります。
② 温めポイントは「肩甲骨の内側」
ホットタオルやカイロで、肩甲骨の内側を温めてみましょう。
この部分には多くの神経と血管が通っており、温まると全身がほぐれやすくなります。
デスクワークで凝り固まった方にもおすすめです。
③ 姿勢を“戻す”小さなストレッチ
背筋を伸ばして両手を上に伸ばし、肩甲骨を軽く寄せます。
口からゆっくり息を吐きながら腕を下ろし、力を抜く。
たった30秒でも、背中の緊張が和らぎ、姿勢が整いやすくなります。
背中をゆるめると、心も前向きに
背中がこわばっていると、気持ちまで重たくなりやすいもの。
反対に、背中がゆるむと胸が開き、自然と呼吸が深くなって、心にも“ゆとり”が生まれます。
忙しい毎日の中で、知らず知らずのうちに力を入れすぎている背中。
ほんの少しのケアで、体も心も軽やかに整っていきます。
寒さが深まる季節こそ、意識したいのは「後ろ姿のやわらかさ」。
呼吸とあたたかさで、自分をやさしく包み込む時間を過ごしてくださいね。ちょっと肩の力を抜いて、背中をふわっと広げてみましょう。
吸う息で体の奥まであたたかさを届け、吐く息でこわばりを手放す。
背中がゆるむと、気持ちもすっと前向きに。
午後の時間も、自分の呼吸と一緒にやさしく進めてみてください。
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