体が冷えるのはなぜ?働く女性が気をつけたい冷えと日常の過ごし方
2026/11/02こんにちは。
「私、冷え性じゃないんです」
冬でも手足は温かいし、ヒートテックも半袖タイプで十分。極暖までは必要ないという方も。
そんなふうに思っている方もいるのではないでしょうか。
でも、お腹やお尻に触れてみると、意外とひんやり。
「あれ?こんなに冷たかった?」
そんな経験はありませんか?
実は、手足が温かいからといって、体のほかの部分も温かいとは限りません。
特に40代、50代のゆらぎ世代は、女性ホルモンの変化などによって、体温調節の働きや体の感じ方にも変化が現れる時期です。
今回は、自分では気づきにくい体の冷えと、その原因、毎日の生活でできる冷え対策についてお話しします。
体が冷えるのはなぜ?ゆらぎ世代が知っておきたいこと
体の冷えには、いくつかの原因が考えられます。
1.手足が温かくても、体の一部が冷たいことがある
冷えというと、手足の指先が冷たくなるイメージがありますよね。
でも、体の温度は場所によって違います。
手足は温かくても、お腹やお尻、腰まわりなどに触れると冷たく感じることがあります。
もちろん、皮膚が冷たいからといって、内臓そのものが冷えていると判断できるわけではありません。
ただ、自分では冷えを感じていなくても、体の一部分がひんやりしていることはあります。
「私は冷え性じゃないから大丈夫」と思っている方も、一度お腹や腰まわりに手を当ててみてくださいね。
2.女性ホルモンの変化による体温調節の変化
40代、50代になると、女性ホルモンの分泌が大きく変化していきます。
女性ホルモンのひとつであるエストロゲンは、体温調節に関わる働きにも影響しています。
そのため、更年期前後には、急に顔がほてったり、汗をかいたり、反対に冷えを感じたりすることがあります。
また、睡眠の質が変わったり、イライラや気分の落ち込みを感じたりすることも。
こうした変化の現れ方には個人差があります。
手足が冷たいという自覚がなくても、以前とは違う体の変化が起きているかもしれません。
3.長時間同じ姿勢で過ごしている
仕事中、パソコンの前に座りっぱなしになっていませんか?
同じ姿勢が長く続くと、筋肉を動かす機会が少なくなります。
筋肉は体を動かすだけでなく、熱を生み出す役割も担っています。
特に、ふくらはぎなどの下半身の筋肉を動かすことは、血液の循環を助けるうえでも大切です。
忙しくて休憩を取る時間がなかったり、気づけば何時間も同じ姿勢だったり。
そんな毎日の積み重ねも、冷えを感じやすくする要因のひとつです。
4.食事や睡眠、ストレスなどの生活習慣
忙しい朝は食事を簡単に済ませたり、お昼はお腹が空いているから、とりあえず食べたいものを選んだり。
仕事が終わってから帰宅し、家事などを済ませていると、夕食の時間が遅くなってしまうこともありますよね。
毎日のことだからこそ、食事の内容まで気を配るのは難しいもの。
体を動かし、熱を生み出すためには、食事から摂るエネルギーや栄養が必要です。
また、睡眠不足やストレスは、自律神経の働きにも影響します。
体温調節は自律神経とも関係しているため、生活リズムが乱れたり、心身の緊張が続いたりすることも、体の状態に関係してきます。
冷えは体だけの問題じゃない?心の状態にも目を向けて
体の冷えについて考えるとき、もうひとつ気にかけたいのが心の状態です。
ゆらぎ世代は、女性ホルモンの変化によって、体だけでなく気持ちにもさまざまな変化が現れることがあります。
- 以前よりイライラしやすくなった
- なんとなく気持ちが落ち着かない
- 寝つきが悪い、眠りが浅い
- 気持ちに余裕がなくなった
- 以前より疲れやすくなった
こうした変化は、更年期に見られる症状のひとつでもあります。
冷えが直接メンタルの不調を引き起こすわけではありませんが、体温調節や睡眠、ストレス、ホルモンバランスなどは互いに関係しています。
体が冷えているかどうかだけでなく、最近の自分の体調や気持ちにも目を向けてみたいですね。
また、免疫機能も体温だけで決まるものではありません。食事や睡眠、適度な運動など、日々の健康習慣を大切にすることが基本になります。
働く女性が日常生活でできる冷え対策4つ
冷え対策というと、何か特別なことを始めなければいけないように感じるかもしれません。
でも、まずは毎日の生活の中でできることから。
1.仕事の合間に体を動かす
長時間座りっぱなしにならないよう、時々立ち上がってみましょう。
足首を回したり、つま先を上げ下げしたり、少し歩いてみたり。
ほんの数分でも、体を動かすきっかけになります。
2.食事を抜かず、温かいものを取り入れる
忙しい日でも、できるだけ食事を抜かず、必要なエネルギーや栄養を補いましょう。
温かいスープやお茶などを取り入れるのもいいですね。
夕食が遅くなりがちな方は、食事の時間や量、内容も少し意識してみてほしいところです。
毎日の食事だからこそ、無理なく続けられる方法を見つけたいですね。
3.お腹や足元を冷やさない
体を冷やさないためには、服装も大切です。
お腹まわりを温めたり、足元を冷やさないようにしたり。
私のおすすめはレッグウォーマーです。
靴下を重ね履きするよりも、足首からふくらはぎを温められるので、普段の服装にも取り入れやすいと思います。
職場の空調が強い場合にも便利ですよ。
4.温かさを感じて、ホッとひと息つく
温かい飲み物を手にしたときや、温かいものをお腹に当てたとき。
なんだかホッとすることってありませんか?
体が温まると、自然と肩の力が抜けたり、ふっと息をつけたり。
忙しい毎日の中では、そんな時間も意外と少ないものです。
一度手を止めて、ゆっくり息を吐いてみる。
温かさを感じながら、少しだけ自分の体に意識を向けてみる。
そんなひとときも、心地よく過ごすための大切な時間です。
冷えを感じていなくても、自分の体に目を向けてみよう
毎日忙しく過ごしていると、自分の体のことはつい後回しになってしまいます。
手足が冷たくないから大丈夫。
寒さには強いから問題ない。
そう思っていても、お腹やお尻に触れてみると、思っていたより冷たかったりするかもしれません。
体の冷えだけでなく、疲れやすさや眠りの変化、気持ちの揺らぎも、今の自分を知るためのひとつのきっかけです。
温かいものを飲む。
少し体を動かす。
お腹を温める。
ゆっくり息を吐く。
そんな小さなことからで大丈夫。
何かを頑張って増やすのではなく、今の自分の体に目を向けて、心地よく過ごせる時間をつくってみませんか?
これから寒さが深まる季節。
体も心も、あたためて、満たす。
自分のためのひと呼吸を大切にしていきましょう。
🍃 午後のひと呼吸
温かいものに触れたとき、
ふっと力が抜けることがある。
そんな小さな心地よさも、
自分を大切にする時間。
今日も少しだけ、
自分のためにひと息ついてみませんか。