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嫌なことが頭から離れないのは、どうして?

2025/06/29
こんにちは!
岸田です。

もう終わったはずのこと、

誰かの何気ない言葉、

ふとしたときに浮かんでくるイヤな記憶。


「なんで今さら思い出すんだろう…」

「もう忘れたと思ってたのに…」


そんなふうに、自分にがっかりしてしまうことってありませんか?

でもそれ、あなたが弱いからでも、しつこいからでもないんです。


 なぜ「嫌なこと」は思い出されやすいの?

実は、人間の脳はポジティブな出来事よりも、ネガティブな出来事を強く記憶する性質があります。

それは「同じ危険を避けるため」の大切な仕組み。


たとえば、子どもの頃に怒られた記憶、失敗して恥ずかしかったこと、

心がきゅっと固まったような経験ほど、

何年たっても思い出として残っていたりしますよね。


それは脳が「これは覚えておかなきゃ」と強く反応したから。

心を守ろうとするための記憶なんです。


 静かなときほど、よみがえってくるのはなぜ?

日中は、仕事や家事に追われてバタバタしているけれど、

夜になって、ふと一人になったとき——


心の中の“空白”に、未処理の感情がすっと入りこんできます。

これは、よくある心の現象です。


特に夜は、自律神経が**副交感神経(リラックスモード)**に切り替わり始めるタイミング。

そのときに、緊張していた感情や記憶が浮かびやすくなるんですね。


眠りにくくなるのは、「心がまだ起きている」からかも

こうして浮かんできたイヤな記憶は、

からだが布団に入っても、心だけがずっと活動モードのままになってしまうこともあります。


  • 頭の中が同じことをぐるぐる考えてしまう
  • 呼吸が浅くなって、寝つけない
  • 眠れても、朝起きたときにどっと疲れている


それは、心が「まだ休めないよ」と訴えているサインかもしれません。


まずは、「忘れようとしない」ことから

無理に忘れようとすると、かえって意識してしまうもの。

だからまずは、「思い出してもいいんだよ」と、自分に声をかけてみてください。


それだけでも、心の中に少し余白ができて、

その記憶と“同じ空間にいられる”ようになっていきます。


ゆっくりと、自分を休ませる準備を

  • 布団に入る前に、お腹に手を当てて深呼吸してみる
  • 好きな香りやハーブティで気分をととのえる
  • 背中やお腹をやさしく温めてみる


そうやって身体を「安心モード」にすることで、

脳も「もう大丈夫」と落ち着きやすくなります。


おわりに

思い出してしまうのは、あなたの心がまだがんばっている証拠。

決して「忘れられない=悪いこと」ではありません。


それを思い出したとき、

「そっか、まだここにあるんだね」と

少しだけやさしく見つめてあげられたら——

そこから、ゆっくりと変わっていくことがきっとあるはずです。


このブログが、そんなきっかけになれたらうれしいです。


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