こんにちは!
岸田です。
週末は娘さんのダンスイベントでお祭りへ行っていたのですが、日は落ちてもなかなか涼しくなりませんね。
暑さに慣れることがないまま日々過ごしている気がします。
そして、やはり暑くなると心配なのが、熱中症ですよね。
熱中症対策として冷房を使いましょう!とよく聞きますが、汗をかかない状況にしてしまうと逆に熱中症の危険があります。
汗を出し、体の中の水分を入れ替えることができないと体に熱がこもってしまい、それが熱中症の原因となります。
十分に汗を出す環境にいないことが熱中症になる人が増加している要因です。
そして、じつは男性よりも女性が熱中症になりやすいんです。
まだまだ暑さが続くので、熱中症にならないために対策を今すぐしていきましょう!
筋肉は水分をためる役割もありますが、筋肉量が少ないということは水分をためる力も少ないということです。
一般的に男性より女性の方が筋肉量が少ないので、脱水症状を起こしやすくなってしまいます。
- 更年期による女性ホルモン低下や月経に伴うホルモンバランスの変化
更年期で女性ホルモンが低下することで体温調節がうまくできなくなり、熱代謝がアンバランスになることでホットフラッシュがおきますが、まだ更年期でない女性でも生理不順などがある方も女性ホルモンのバランスが乱れ、熱代謝機能が低下するので注意です。
熱代謝機能がアンバランスになると体内に蓄積された熱をうまく処理することができなくなります。
また、月経時には出血と一緒に水分も失うので脱水気味になります。
どこへ行っても冷房が効いていて、冷やされた飲み物や食べ物を摂取して…十分に汗を出す環境ではない中で過ごすことが多いと、外との気温差が大きく、外へ出た時にうまく発汗できずに、体の中の水分を入れ替えることができないと体に熱がこもってしまいます。
腸内環境が悪いと水分やミネラルをしっかり吸収できなくなってしまうので、まずは冷やさない、そして食事はよく噛む
自律神経が乱れると腸内環境も悪くなるので、リラックス・軽い運動・睡眠が大切
汗をかいて体に溜まった熱を出して体温を維持しようとするので、お風呂や軽い運動などでうっすら汗を毎日かけると理想的
熱中症対策として、エアコンを使いましょう!水分を摂りましょう!・・・などと言われ、もちろん必要なことですが、
冷房で快適に過ごして汗をかかない環境にいると汗腺が鈍くなり、いざ外に出た時には気温差の大きさで体に一気に負担となりますし、うまく汗がかけないと体に熱がこもってしまいます。
汗はかいていてもいわゆる悪い汗が出ているとベタベタ不快なだけでなく、蒸発しにくくニオイの原因となりますし、なにより熱中症になりやすいです。
そして、しっかり水分やミネラルを摂っていても、そもそも腸内環境が悪いときちんと吸収されません。
熱中症対策の基本の基本は、まず自分の体の状態を知り、体を整えることにあると思います。
まだまだ暑い日が続きますので、改めて熱中症対策を見直してみませんか。