こんにちは!
岸田です。
現代人はストレスだらけで、心理的にも社会的にも日常の出来事からストレスが生じていて、年々増加傾向にあると言います。
心身の不調をみたときに必ずストレスというワードが出てくるので、ストレスというとネガティブで悪者のイメージがあります。
ストレスのない人生って送れる…?
ストレスがなくなると心身の不調もなくなったりする?
なんて思うこともありますが、ストレスには良いストレスと悪いストレスがあって、ストレスが全くないと困ってしまうんです。
物理的
高温・低温・騒音・振動などの刺激
科学的
栄養不足・薬害・酸素欠乏・排気ガスなど
生物的
細菌やウイルスの感染・睡眠不足など
心理社会的
人間関係・環境・職場・家庭など
大きく分けるとストレスの種類はこんな感じになります。
一般的に話で出てくるストレスは心理社会的なストレスのことを指すことが多いかと思います。
ストレスのない状態となると、刺激が全くない環境ということになります。
温度変化も音も光もなにもなく、人に合うこともなく、個室に閉じこもるということです。
監禁状態ですね…
これはこれで命の危険を感じるかと思います。
実際にそういう実験もされたみたいで、体験した人の大半は体温機能の調節がうまくできなかったり、暗示にかかりやすいという結果が出たそうです。
ということは、生きていくためにはある程度の刺激が必要で、ストレス=悪者ではないということになります。
良いストレス
現状で少ししんどいなと思っていても、その先の目標などに繋がるものは、エネルギーとなります。
適度なストレスは意欲や向上心を掻き立ててくれます。
悪いストレス
過労や人間関係、不安、身体の疲労、ヤル気を失うなどツライ状況の中でも「やらなきゃ」と自分を追い込みが頑張り続けてしまいます。
過度なストレスはホルモンバランスを崩してしまいます。
ストレスは心を体に対する刺激ですが、自分の気持ち、意思、受け止め方で良いストレスにも悪いストレスにもなります。
仕事で指示などを受けた時に「励み」と感じれば良いストレスですし、「重荷」と感じれば悪いストレスということです。
ストレス=悪者ではなく、生きていくうえでストレスは必要なもので、全くストレスのない人生は命の危険があるということです。
ストレスをなくしてしまうことを考えるよりも悪いストレスを良いストレスに変えていくことを考える必要があるかと思います。
忙しい毎日の中で、自分がやらなきゃ!と頑張りすぎていると体の力が抜けず、呼吸が浅くなっていきます。
ずっと100%の力で走り続け、なんでも全て完璧になんてどんだけ超人だよっていう話です。
超人がいるならば、プレッシャーを楽しめて、休むのもしっかり休めるオンオフがうまい人なんだと私は思っています。
超人を目指す必要はないですが、自分がやらなければいけないのであれば、自分を休ませてあげることは大切です。
体の疲労と心の疲労は比例しているので、両面からケアが必要となります。
絶えず動き回り忙しくされている方、時間に追われ「ながら」で行動してしまっている方、予定を詰め込まないと不安になる方などは、悪いストレスを引きやすいですので、ゆっくりとした時間、足を止める時間を作ってほしいです。
自分をリセットをして、日々のストレスをエネルギーに変えていきましょう♪