こんにちは!
岸田です。
先日、座浴をしてくださった方と会話をしていて、汗をかく習慣がないと勝手に決めつけていたことにハッと気づきました。
汗をかきましょう!汗をかく習慣をつくりましょう!
いや、更年期で汗かきまくりです…_(._.)_
自分自身も更年期の症状がちらほら見え隠れしてはいるものの、いわゆるホットフラッシュはまだ起きていないので失念していました…
と、いうことで普段から汗よくかくという方でも、その汗は果たして求めている汗なのか。
汗トレをしていくことが必要だということを、汗ならなんでもアリ!ではないことをお伝えします。
更年期になると、女性ホルモンの一種エストロゲンの分泌が減少することにより、自律神経も乱れてしまいます。
自律神経は血管や汗腺を調節するという機能があるので、自律神経の乱れで汗がでてしまいます。
そして、更年期にはイライラや不安を感じてしまうことも多く、緊張状態が続くと汗が出やすくなってしまいます。
イライラや不安・緊張などの精神性発汗は、体を動かしてかく汗とは違い濃度が濃くベタベタとして乾きにくいという性質を持っています。
いわゆる悪い汗ですが、ベタベタな汗はニオイ問題や乾きにくい汗なので体温調節も効率が悪く、汗をかくとぐったりとしてしまいます。
これから迎える夏は、仕事場で1日冷房の中で過ごすことや、外は殺人的暑さだし、熱中症になりたくないし、できれば汗もかきたくない…と冷房のかかった部屋で過ごし汗をかかずに過ごしてしまうことが増えるかと思います。
更年期の汗であっても、普段から適度に汗をかく習慣があれば、汗腺のろ過機能が正常に働いてくれるため、そこまで悪い汗にならずに済みますが、普段汗をかく習慣がないと更年期の汗でさえスムーズにかくことができず、出た汗は当然悪い汗となります。
ベタベタな悪い汗を良い汗にしていくためには、汗腺のろ過機能を正常にしていくことが必要となります。
【汗腺機能を高めるポイント】
始めは無理せず5~10分ほどの軽い運動でも大丈夫。慣れてきたら時間を伸ばしていきましょう♪
ウォーキングなどの有酸素運動が手軽に始められていいですが、普段の生活で徒歩や階段を使うなどもオススメです。
これからの時期は冷房の下げ過ぎに注意です。
汗腺の機能が低下してしまいます。
職場やスーパーなど調節が難しい場合は一枚上に羽織るなどして直接冷房が体にあたらないようにしましょう。
入浴後は水分を摂るかと思いますが、入浴前や入浴中に水分補給を忘れずに。
ぬるめの半身浴で15分~20分程度入るのがオススメです。
冷たい食べ物・飲み物や冷房で冷えた体のリセットにもなります。
これからの梅雨や猛暑への準備として汗トレをすることをオススメしていますが、残念ながら更年期によって出る汗は汗トレにはなりません。
更年期による汗はベタベタした悪い汗ですが、普段から運動やお風呂に入るなどして適度な汗を出す機会があれば、そこまで不快な汗とならずに済むかもしれません。
汗の状態を変えていくためには、汗腺の機能を高めることがポイントになります。
また、更年期での汗の原因は女性ホルモンの減少や過度なストレスによる自律神経の乱れに繋がることで発汗が起こることがありますので、自律神経の乱れを整えていくケアも必要です。
更年期の汗でお悩みの方にも座浴をオススメします。
女性のお悩みに心強いハーブの香りに包まれながら、テントの中でゆっくり呼吸をしながらストレスケアをしてみてくださいね。